耳とココロの関係2
-素直な子ほど、耳のトラブルになりがち-
中耳炎について少しお話していきましょう。
中耳炎は、幼稚園の年中、年長さんとか、少しずつ色々な事が分かり始めた、ヤンチャ時期の子供に良く出ます。
やんちゃな時期な子供は、色々な事を自分でやりたいし、動きたい。
色々動きまわるから、すぐ迷子になったり、転んだりと、親目線で考えると大変。
困った母親が
「こんな事したら駄目!!」「勝手に動き回っちゃだめ!」「電車で大声だしちゃ駄目!!」等と叱ります。
子供はカラダもココロも凄く素直です。
聞きたくないことが多くなると、耳がキューっとなってしまいます。
叱られ続けた子供は、我慢出来なくなって発熱や中耳炎になり、自分のトラブルを周りに知らせます。
子供を叱るのは仕方ないですよね。
ただ、もし叱る時に【自分の感情(怒りとか執着)をぶつけているだけ】になっていたら、気をつけてください。
注意をしているつもりが、攻撃してしまっているかもしれません。
子供の体調の変化に気づき、向き合うのも、大人の課題という事ですね。
-聞こえないくらいでちょうど良い事もある?-
年を重ねる毎に、老化と共に耳は聞こえにくくなりますよね。
聞きにくい、聞こえない状態って、一見辛いような気もします。
でも、私の知人を見ていると、聞こえない位でちょうどいいのかな?
なんて思う場面に遭遇します。
その知人は、補聴器をつけて生活しているのですが、
都合の悪い事や聞きたくないことは一切耳に入らず、聞きたい事だけ聞こえています。
カラダとココロが無意識に、聞きたい事を選んでいるのかもしれませんね。
そう思うと、もし難聴になったとしても、あまり焦る事はありません。
耳がサインを出している時は、無理して「聞きたくないことを聞かなくていい」タイミング。
自分の言葉に耳を傾けてあげてください。
他者の言葉より、自分のココロの声を信頼してあげてください。
ココロの声を信頼した時、周りの声がより鮮明に聞こえてくるでしょう。
カラダのサインを大切にしてね。
ありがとうございました。
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